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履歴書の書き方

履歴書は、あなたのプロフィールを企業に知ってもらう重要な書類です。
学歴の書き方や、 志望動機のまとめ方など、
作成するうえで知っておくべきことをまとめました。
しっかりチェックして、どこに出しても恥ずかしくない履歴書を書き上げましょう!

書く前の心構え

誤字・脱字はNG!ていねいに、心を込めて書く

はじめに理解しておくことは、雑に書かれたものは、ひと目でわかるということです。
「文字は人を表す」と言いますが、急いで書いたばかりに印象を悪くしてしまうのは、もったいないとしか言いようがありません。
上手でなくても構いませんので、ていねいに、心を込めて書きましょう。

誤字・脱字には特に注意しましょう。もし間違えてしまった場合は、面倒でも書き直して下さい。修正テープや修正液を使用するのはおすすめできません。また、訂正印を押しても意味がありません。一度下書きをしておいて、それを見ながら書く等の方法は失敗を防ぐのに有効です。

履歴書の日付は、記入日ではなく提出日を入れます。「何月何日現在」と履歴書に記されていることが多いですが、提出される側にとっては、履歴書を提出された日が「現在」だからです。

写真は必ず貼付します。履歴書の写真から意欲や性格を読み取ろうとする担当者は少なくありません。服装や表情でも印象は変わりますので、注意が必要です。笑顔は望ましくありませんが、伏し目だと暗い印象を与えてしまいます。できるだけ目は見開き、口角を上げたほうがベターです。プリクラ写真はもちろんNGです。

学歴の書き方

学歴を記載するときには、正式名称で記入しましょう。例えば、「○○文化大学」が正式名称なら、「○○大学」が通名でも正式名称をきちんと書きます。これは高校でも同様で、「○○高等学校」を「○○高校」にするなど、略称を使ってはいけません。履歴書はあなたの経歴を記した正式な書類ですので、そこに記す固有の名称はすべて正式なものにするのが、基本的なマナーです。もちろん、入学・入社と卒業・退職の年月も間違えないように注意しましょう。
パートやアルバイトの場合も、希望職種・業界と関連があれば記入しておいたほうがベターです。

免許・資格の書き方

趣味・特技の資格は、話のネタになる可能性も

特技や趣味は、学歴からはわからない個性や人柄が表現できる部分です。採用担当者は、限られた情報の中から、応募者の人物像をできるだけくみ取ろうとしています。
そんな中だからこそ、趣味や特技は正直に書くことが基本です。
また、学歴と同様で、免許・資格も正式名称で記入してください。普通自動車免許は「普通自動車第一種運転免許」と書くのが正解です。正式名称がわからない場合は、インターネットで調べましょう。もし、受験しようと思って勉強している資格があれば、「○○の資格試験受験を目指して勉強中」などと記せば、あなたの志向をアピールすることができます。

なお、「○○検定」のような趣味・特技の資格は、履歴書には不向きだと思われるかもしれません。しかし、何も資格を持っていなかったり、空欄が目立ったりする場合は、記入したほうがいいでしょう。「何かに熱心に取り組んだことがある」というアピールとなるからです。面接のときに、担当者が興味を持ってくれて話が盛り上がることで、あなたの人間性をより深く知ってもらえるきっかけともなりますし、あなた自身が気付かなかった能力を引き出してもらえるかもしれません。

志望動機・自己PR欄の書き方

志望動機は具体的に!ありきたりな表現は避ける

インターネットで調べれば文例はいろいろ出てきますが、そのまま使用するのは避けましょう。できるだけ具体的に、自分の気持ちを表現するのがポイントです。採用担当者が知りたいのは、どのくらいの熱意、やる気を持っているかということです。ありきたりな言葉できれいにまとめても、気持ちは伝わりません。多少不格好な文章だとしても、自分の気持ちを具体的に表現することをおすすめします。

本人希望欄の書き方

本人希望欄には、「希望職種」「勤務地」「勤務時間」「希望する条件」などを記します。 勤務時間を希望する場合は、できるだけ具体的な理由を添えます。「最初から個人的な事情を言うのは気がひける」と思う必要はありません。就業後に事情が変わらないのであれば、先にきちんと伝えるのがマナーです。後から「実は…」と伝えると、迷惑をかけてしまう可能性が高いので、正確に伝えましょう。

給与の希望額がある場合は、やはり遠慮せずにきちんと記しておきましょう。就業が決まってから「その金額ではできない」と言っても通りません。もちろん、その希望額が叶えられるかどうかは別問題ですが、希望額を伝えておけば少なくとも話し合いをすることができます。金額に不満を残したまま働いたとしても、決して長続きしません。面倒な話は事前に終えておくのが、トラブルを未然に防ぐコツですので、覚えておきましょう。

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